今まで書類やレシートの整理にEvernoteを使っていましてスキャンにはスキャナーのScanSnap Evernote Editionを使ってました。
しかし、黒マクミニで使おうとしたらそのままでは使えなかったので使えるようにするまでの道のりを書いていきますね。
ちなみにパソコン環境は
パソコン:Macmini2018
OS:MacOS 10.15
問題
今まで使ってたScanSnap Manager Evernote Edition新パソコンで使えない
対策
その1 旧マクミニでそのまま使う
その2 スキャナーを通常仕様に書き換える
MacOS10.15になりアプリ実行環境が64bitオンリーとなりました。
ScanSnap Manager Evernote Editionが32bitでしてしかも今後バージョンアップしないとアナウンス。
なので、旧マクミニを継続して使うかスキャナーを書き換えて使うしかありません。
旧マクミニを引退させたいので新しいスキャンアプリを使うことにしました。
しかし新しいスキャンアプリの「ScanSnap Home」を使うにはスキャナーを「ScanSnap Evernote Edition」を「ScanSnap iX500」に切り替えないと使えないと言う。。。
しかも、切り替えたら元に戻せない←重要
覚悟を決めて書き換えることをはじめました。
ScanSnapManagerEvernoteEditionのアプリを黒マクミニインストールするとこんなつれない返事が返ってきます。。。
手順1 スキャナのファームウエア書き換え
ScanSnap Evernote EditionをScanSnap iX500に切り換えるためファームウェアを書き換えます。
まず書き換え用ツールを下記からダウンロード。
ScanSnap Evernote Edition 切り替え方法(富士通サイト内)
EvernoteEditionのロゴを誇らしげに見せているスキャナーさんも今日でお別れです。
取込ボタンは緑ですがこれが書き換えることでオレンジ色になります。
「実行」ボタンを押して書き換えます。
さようならScanSnap Evernote Editionさん。。。
3分ほどで書き換え終了。
ボタンがオレンジ色になって書き換え終了。
ちなみに緑と黄緑の2色表示はScanSnapCloudと無線で連携成功した時に点灯となります。
手順2 ScanSnapHomeアプリインストール
スキャナーの準備がおわったら今度はスキャンアプリアプリの準備です。
ScanSnapHomeのインストールです。
バージョンはScanSnap Home 1.6.0
ScanSnapのアカウント登録
最近はこんなことにまでアカウント登録させるのね。
無事インストール終わりました。
続いてスキャナーの設定です。
「iX500」を選択ですね
まずは有線で設定です。
無事成功!
メニューバーに「S」字のアイコンが出てます
ただ、まだ雲が付いたCloud有効アイコンではないので注意です。
次はスキャナー無線設定です。
ScanSnapHomeのメニューバーから環境設定>スキャナー、内の「無線設定」をクリックで出来ます。
始める際にはスキャナー本体の裏にある無線LANスイッチを入れることを忘れずに。
何故か、すでに設定されていたけど念のため設定します。
自分の無線LANネットワーク名(無線LAN親機)をを選択
あっけなく完了
EvernoteでScanSnapCloudからのアクセス許可の設定
メニューバー>環境設定>アカウント。でScanSnapアカウントが有効になっていることを確認しておきます。
① ここをクリックしてCloudモードに切換
② プロファイル編集ボタンをクリック
途中でEvernoteと連携するさい承認画面が出てきます。
とりあえず有効期限は1年に。
設定が無事終わるとメニューバーのアイコンが雲付きのアイコンに変わります。
これで取込からEvernoteへの転送設定が終わりました。
今までと違ってスキャンしたデータは直にEvernoteに保存されるわけではなくScanSnapHomeで取り込んでさらにScanSnapCloud経由でスキャンデータを転送することになります。
こんなデータの流れです。
スキャナ→(無線LAN)→ScanSnapCloud→Evernote
なので、スキャンしてからEvernoteに転送され反映するまで時差があるのでまどろっこしいです。
特に、トラフィックが多くなりそうな夕方などで遅くなる気ががします。
ScanSnapHomeは起動せずに転送出来るので楽そうですがあらかじめスキャン設定を覚えておく必要がありますね。
と言うのもScanSnapHomeの自動判別がけっこういい加減なのでおもわぬ分別をすることがあります。
なのでレシートをスキャンする時は専用のスキャン設定でスキャンした方が後処理が楽かと思います。
次はScanSnapHomeの使いこなしです。
「あれ、キャリアシートで裏面もスキャンしちゃうぞ1?」
お楽しみに。
ブログ運営でモチベーションアップに大きな影響をあたえているアクセスカウンター。
ここにも設定してありますがなんとそのサービスが終了に。
終了日は2021年3月1日。
まだ1年ほどあるので他のカウンターを探さないとですね。
ちなみに現在2020年3月8日のカウント数は「830」。
終了までどれくらい伸びるかな。
切り替えるカウンターサービスさがしたけどここがよさそうね。
忍者ブログも対応してますよ。
無料アクセス解析カウンター
今回は内蔵SSDのパーティーションの設定です。
今まではHDDで(前機はフィージョンドライブでしたが)、OSが入っているドライブとは別にパーティーションを作って自作データなどを入れてました。
これは、もしもOSが飛んだ時フォーマットせざる終えない時せっかく作ったデータも一緒に消してしまうことを保護する為でした。
しかし、今機はオールSSDな2Tモデルです。
なんの知識もなくいつもの通りディスクユーリティappを立ち上げて設定をしようとしたら何か変わってる様です。
APFSボリューム・APFS
何、この「APFS」って。
早速調べました。
APFSの特徴
・macOS 10.13 High Sierraから導入
・SSD向け
・ファイルコピーが早い
・数多くのファイル数が保存できる
・ファイル上書きの場合でもいったん新規にファイルを作成して保存完了してから以前のファイルを削除する
・パーティーションのサイズが可変なので設定で悩んだり運用途中で容量が足りなくなったり余ることがない
今後はこれが主流になるのでしょう。
ただ注意しないと行けないのはMacOS10.13以下だと認識されないので外付けHDDなどに適用するとファイルが認識されないトラブルになりますね。
と言うわけで早速APFSの設定開始です。
内蔵SSDにはすでに「Macintosh HD」と「Macintosh HD - Data」が設定されています。
ここで「パーティーションの追加」ではなく「ボリュームを追加」を選択です
名前の入力です。
ボリューム追加成功!
「コンテナdesk1」内に「DATA01」が追加されました。
自分は念のためDATA00〜02まで三つつくりました。
それぞれ、「文章、イラレ、フォトショ」「Lightroom」「その他」の種類で使い分けです。
今後、爆増するLightroomのカタログデータ群を気にせず運用できるのがいいですね。
もっと深く知る為のサイト
Mac のディスクユーティリティで APFS ボリュームを追加する/削除する/消去する
macOSの新ファイルシステム「APFS」のメリット・デメリット
余談
先ほどからディスクユーリティappのスクリーンショットで表示されている「Macintosh HD」と「Macintosh HD - Data」があります。
しかし、Finderで表示するとなぜか「Macintosh HD」しか表示しません。
実際の運用では差し支えないのですがこうしても気になって調べてみました。
これは、macOS 10.15 Catalinaから採用された仕組みでOS本体をリードオンリーにしてセキュリティ強化したそうです。
ユーザーデータやファイルなどは「Macintosh HD - Data」に入れることになりました。
しかし、Finderでは両方のフォルダが「Macintosh HD」で表示するようになったのです。
なので、ディスクユーリティappとフォルダでの表示が違って見えるとのこと。
問題解決スッキリスッキリ!
もっと深く知る為のサイト
macOS Catalina の読み取り専用のシステムボリュームについて
macOS 10.15 CatalinaではシステムボリュームがRead-Onlyになり、アプリはユーザーデータのみにアクセス可能に。