今回は内蔵SSDのパーティーションの設定です。
今まではHDDで(前機はフィージョンドライブでしたが)、OSが入っているドライブとは別にパーティーションを作って自作データなどを入れてました。
これは、もしもOSが飛んだ時フォーマットせざる終えない時せっかく作ったデータも一緒に消してしまうことを保護する為でした。
しかし、今機はオールSSDな2Tモデルです。
なんの知識もなくいつもの通りディスクユーリティappを立ち上げて設定をしようとしたら何か変わってる様です。
APFSボリューム・APFS
何、この「APFS」って。
早速調べました。
APFSの特徴
・macOS 10.13 High Sierraから導入
・SSD向け
・ファイルコピーが早い
・数多くのファイル数が保存できる
・ファイル上書きの場合でもいったん新規にファイルを作成して保存完了してから以前のファイルを削除する
・パーティーションのサイズが可変なので設定で悩んだり運用途中で容量が足りなくなったり余ることがない
今後はこれが主流になるのでしょう。
ただ注意しないと行けないのはMacOS10.13以下だと認識されないので外付けHDDなどに適用するとファイルが認識されないトラブルになりますね。
と言うわけで早速APFSの設定開始です。
内蔵SSDにはすでに「Macintosh HD」と「Macintosh HD - Data」が設定されています。
ここで「パーティーションの追加」ではなく「ボリュームを追加」を選択です
名前の入力です。
ボリューム追加成功!
「コンテナdesk1」内に「DATA01」が追加されました。
自分は念のためDATA00〜02まで三つつくりました。
それぞれ、「文章、イラレ、フォトショ」「Lightroom」「その他」の種類で使い分けです。
今後、爆増するLightroomのカタログデータ群を気にせず運用できるのがいいですね。
もっと深く知る為のサイト
Mac のディスクユーティリティで APFS ボリュームを追加する/削除する/消去する
macOSの新ファイルシステム「APFS」のメリット・デメリット
余談
先ほどからディスクユーリティappのスクリーンショットで表示されている「Macintosh HD」と「Macintosh HD - Data」があります。
しかし、Finderで表示するとなぜか「Macintosh HD」しか表示しません。
実際の運用では差し支えないのですがこうしても気になって調べてみました。
これは、macOS 10.15 Catalinaから採用された仕組みでOS本体をリードオンリーにしてセキュリティ強化したそうです。
ユーザーデータやファイルなどは「Macintosh HD - Data」に入れることになりました。
しかし、Finderでは両方のフォルダが「Macintosh HD」で表示するようになったのです。
なので、ディスクユーリティappとフォルダでの表示が違って見えるとのこと。
問題解決スッキリスッキリ!
もっと深く知る為のサイト
macOS Catalina の読み取り専用のシステムボリュームについて
macOS 10.15 CatalinaではシステムボリュームがRead-Onlyになり、アプリはユーザーデータのみにアクセス可能に。